島根の和菓子とワインの意外な組み合わせを楽しむイベントが、東京・銀座にある百貨店「松屋銀座」の別館であった。参加したワイン愛好家ら25人が、彩雲堂(松江市天神町)と島根ワイナリー(出雲市大社町)の商品を堪能した。
イベントでは、彩雲堂の山口周平社長と島根ワイナリーの足立篤製造部長が、制作秘話を交えてそれぞれ3種類を紹介。和菓子1品とそれに合うワイン1銘柄を参加者が味わいながら進行した。
甘さが控えめな創作菓子「彩紋」は、すっきりとした甘みと爽やかな口当たりが特徴のオレンジワイン「出雲デラウェア オランジュ」と合わせた。ともに宍道湖などに沈む美しい夕日をイメージし、島根の魅力発信にも一役買った。
参加した東京都世田谷区の会社員、大西健太郎さん(52)は「和菓子とワインの組み合わせは初体験だった。濃い味同士、甘い味同士が合う意外性を楽しめた」と話した。
国産ワインと食の販売プロモーションを手がける「ヘルシー・ビューティー・カンパニー」(東京都)が17日、初めて企画した。
(原田准吏)
[関連記事]
・ヘルシー・ビューティー・カンパニー社長・亀谷法蔵さん(松江市出身) 国産ワイン、世界へ発信
・和菓子や赤天、ワインとの相性は? 松江市で食のイベント













