鉄道レールが駅舎の支柱に使われている「旧国鉄バス赤名駅」(島根県飯南町下赤名)についての講演会が24日、赤名農村環境改善センター(同)である。建物の調査に当たった兵庫県立歴史博物館の鈴木敬二館長補佐が建物の特徴や歴史を解説する。
旧国鉄バス赤名駅は、赤名地区の中心部にある。駅舎の支柱は、100年以上前にドイツやアメリカで製造された鉄道レールが転用されているという。現在は飯南町が管理し、車庫や夏祭りのメインステージとして活用されている。
講演会では、レールから読み取れる地域の歴史のほか、各地をつないだ国鉄バスについても説明する。
午後1時半開始。19日までに申し込む。問い合わせは、主催の飯南町教育委員会、電話0854(76)3944。