松江市が、宍道湖上の航路の観光商品化に向けた可能性調査に乗り出した。市中心部と、観光客に人気の高い玉造温泉(松江市玉湯町)を遊覧船でつなぎ、水都ならではの観光振興と二次交通手段の確保につなげる。15日は、市内の観光関係者らを乗せた水上模擬ツアーがあった。
市は、民間事業者に航路の観光資源としての魅力を伝え、商品化に向けた機運を醸成する役割を担うほか、遊覧船用の船着き場の設置などハード面の整備の必要性を検討する。

15日は上定昭仁市長のほか、市内に営業拠点がある旅行業者や玉造温泉街の宿泊施設関係者ら計30人が観光遊覧船・はくちょう号の...