
ー 建物に関する幅広い業務を手掛けています。
鳥取県西部から島根県東部にかけて、商業施設や事務所ビル、宿泊施設など、さまざまな建物の管理をしています。
具体的には、清掃を中心に、環境衛生や設備管理、警備などが挙げられます。ホテルのルームメークもしています。新型コロナウイルスの感染拡大後は、スタッフだけでなく、管理先で働く人たちの感染予防に一層気を付けながら業務を行っています。
ー 業界を取り巻く環境はいかがですか。
近年は、建物が管理しやすい構造になったほか、ワックスレスやセラミックなどメンテナンスの簡単な建物も普及しつつあります。
さらに床磨き機などの機材はコードレス化が進み、より安全かつ効率的に作業が行えるようになってきました。清掃ロボットも登場するなど、われわれの業務では資機材が発達してきていますが、まだまだ人の手を必要とすることばかりです。
業界の常識にとらわれ過ぎず、より適切で効率的な方法を常に模索していきたいと思っています。

ー 施設管理は「縁の下の力持ち」ですね。
熟練したスタッフが、経験の浅いスタッフを教育する環境づくりができるよう、各現場で心掛けています。受注先の施設には、決して同じ空間はありません。
技術と知識を共有しながら、それぞれの施設の職員さんや利用者さんが居心地よくいられるよう、業務を全うしたいと思います。
ー 今後の展望や心掛けていることはありますか。
私たちは、清掃や管理の仕事を受注先の現場で行うため、結果とともに経過も見られます。「アフターコロナ」でも徹底した感染予防の対応が重要となりますが、受注先の皆さまとのコミュニケーションこそが常に必要不可欠と考えています。
いつの時代でも人と人との関わり合いが一番大切です。新しいことと、大切にし続けることを両立させながら、業務を進めていきたいと思います。

さまざまな情報が何処にいても入手、発信ができる世の中になりました。ただ、それに捉われ過ぎて、支配されてしまう人達もおられると思います。
人として何事にも影響を受けない意思、気持ち、信念は持っておくべきだと思います。
大屋明宏 島根県益田市出身(57歳)平成6年に神奈川県の自動車関連会社から現会社へ。平成13年に現職に就任。
いつの間にか還暦が見えてくる歳になってしまいました。この春、下の子が就職してひと段落。最近柴犬を飼い始め毎日散歩しています。少しずつ体重が落ちてきているので運動になっていると思います。趣味というほどではありませんが、米子に帰って始めたゴルフは30年経っても3桁のスコアに苦しみ続けております。
中国大建管財HP