―若手社員の育成に力を入れています。
健康やレクリエーションをテーマに、社内に五つの委員会を設けています。
全社員が参加し、若手社員がリーダーになって運営します。
社内に周知し、議事録を取り、企画の実現に向けて案を練る中で、若手社員が経営的な視点を養い、社業に積極的に関わってもらうことが目的です。
委員会の企画で、社員の家族も呼んで運動会を開きましたが、とても盛り上がりました。
―男性の育児休暇取得率100%を達成しています。
社員の出産や育児の予定は、あらかじめ分かっているので、対応するのが当然だと思っています。
学校が休みの時に子どもの預け場所に困っているという声を聞き、夏休みなどの際、児童を預かる場所を社内に設けたところ、社員にとても喜ばれました。
短時間の有給休暇も取得できるようにし、公開授業や通院などにも利用しやすくしています。
―本業では、建築設備業向け積算システム「積算らいでん」の受注が好調ですね。
日本電設工業協会(東京都)所属企業の5割を超す会員企業が利用し、ユーザー数は約4千社となっています。
建設業界は人手不足が課題で、業務効率化のために導入していただいています。シェアの拡大よりも現在の顧客により満足してもらうことが重要であると考え、改良を続けています。
委員会制度の効果なのか、若手社員からも積極的に改良策の提案があり、品質の向上につながっています。
―昨年、市内のIT企業などでつくる「チーム出雲オープンビジネス協議会」の会長に就任しました。
出雲にはさまざまな企業や人材が集まり、ものすごく可能性がある地域だと考えています。
IT以外の業種の会員も増えており、どんな化学反応が起こるか楽しみです。
「チーム出雲」の良さは、フラットで風通しのよいところです。門戸を広く開け、会員同士がウィンウィンの関係を作ることができるようにしていきたいです。
わが社は、建築設備業向け積算システムのパッケージソフトを開発・販売し、長く業界導入実績No.1の地位を維持しています。
お客さまの声に耳を傾け、他社に先駆けた新しいサービスやシステムの開発(生成AIを業務に取り入れるなど)に挑戦していくことが重要です。
今、そんな挑戦を一緒にしてくれる方を探しています。
和田正志=島根県出雲市出身(50歳)2016年に現職に就任。
50歳になった本年より出雲吹奏楽団に入団しました。初心者ですがユーホニアムを購入し、全国大会出場を目指して楽しんでいます。
ゴルフも下手ながら楽しむ。3年前はフルマラソンも何とか完走。
ワークライフバランス時代の今、人生を後悔しないためにも楽しみながら挑戦し、日々笑顔で過ごすことを心がけています。












