26日午前9時半ごろ、鳥取市東町2丁目の鳥取城跡で、枯れ木の伐採作業をしていたクレーン車が通路脇に滑落した。70代と60代の男性作業員2人が足にけがをして病院に搬送された。ともに命に別状はないという。
市文化財課によると、枯れ木の伐採を終えてクレーン車を移動させようとしたところ、左前輪が接地していた路面が陥没しタイヤがはまり込んだ。対処しようと作業員が左右に張り出して車体を安定させる「アウトリガー」を設置していた際にクレーン車が滑りだし、車外にいた作業員2人が巻き込まれた。
現場周辺は現在立ち入り禁止になっており、27日にクレーン車を撤去し、安全確認後に立ち入り禁止を解除する。