老朽化した隠岐汽船のフェリー「しらしま」(2343トン、定員856人)の後継船について、隠岐広域連合と関係機関が船室の等級を現行の5段階から3段階にする方向で検討を始めたことが26日、分かった。他のフェリー2隻も適用する方針。5月の隠岐航路振興協議会(会長、池田高世偉隠岐の島町長)で正式に決まる見通しになっている。
船室は現在、2等室(定員389人)▽特2等室(240人)▽1等室(100人)▽特等室洋室(12人)、特等室和室(8人)▽特別室(9人)-に分かれる。運賃は船室に合わせ、本土-隠岐諸島間(片道)で最安の2等3510円から最高の特別室8890円まで5段階で設定している。
隠岐諸島4町村と県でつくる隠岐広域連合によると、...