―アフターコロナの変化は。

新型コロナウイルス禍ではリモートワークやキャッシュレス決済の普及など、働き方や生活が大きく変化し、われわれの業務でもチャットツールやビデオ会議システムの導入が進みました。

遠方への対応など便利な機能は活用する一方、変わらず営業職員を通じた対面での細やかなコミュニケーションを主軸として、お客さまのニーズに寄り添った提案やサービスを提供していきます。 

―健康増進を支援する商品が人気ですね。

住友生命「Vitality(バイタリティ)」は従来の生命保険に「リスクを減らす」サポートができる仕組みを加えた健康増進型保険です。

健康増進プログラムは、運動や健康診断などの取り組みをポイント化し評価することで健康増進をサポートするという仕組みです。取り組みに応じて、保険料が変動するほか、週間の運動目標を達成することで特典(リワード)が獲得できます。

県内では2024年2月現在で1万300人以上の方に加入いただいており、昨年度は3600人も増加しました。

また、保険には加入せずにVitality健康プログラムの一部を単独で利用可能な「Vitalityスマート」の販売も23年4月に始まり、県内登録者は800人を超えました。健康増進に取り組むお客さまの輪を広げたいです。
 

 

―地域貢献に力を入れています。

23年12月に江津市と健康づくりを推進する連携協定を結び、県を含め5例目の協定となりました。

また子どもたちがより豊かな放課後を過ごせるよう全国の学童保育などに、訪問でもオンラインでも楽しく学べるプログラムを全国公募式でお届けする「スミセイアフタースクールプロジェクト」が23年で10周年を迎えました。

 

―本年度の抱負は。

住友生命「Vitality」を中心に、保険事業を通じて地域の健康寿命延伸により貢献していきたいです。特に仕事や子育てが多忙なお客さまにも健康増進を広めていきます。

そのためにも営業職員を増員し、よりきめ細かな対面でのサービスを推進していきます。

 

 

人には心があり、心に空白があると人は埋めようとする。どの感情で埋めるかで人生は変わり、希望で埋めた方が前向きになれます。立ちはだかる壁の見え方次第で人生は変わっていく。今の時間を大切にしてほしいです。

努力は誰かが見てくれています。今すぐ努力が報われなくても続けていれば報われる時が来る。そう信じて前進してほしいです。

 

山田一磨=兵庫県姫路市出身(53歳)2022年に現職に着任。

学生時代はアメリカやオーストラリアに留学し、英語の勉強に励みました。部活は大学まで野球部に所属。入社してからは東京や大阪、山口、宮崎など全国を転々としてきました。

趣味は10年前から始めたトライアスロンです。今は膝の治療中で活動できていませんが、早く治して宍道湖の周りを走りたいです。
 

住友生命保険相互会社HP