―2023年度を振り返っていかがでしたか。

当社に関する一連の不適切事案により、お客さまをはじめ関係者の皆さまに大変なご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

―能登半島地震をはじめ、自然災害が頻発しています。

被害を確認し、一日でも早く地震保険金をお届けするため、山陰支店を含む全国の支店から社員100人以上を発災後すぐに派遣しました。

 

―山陰でも災害が発生する可能性があります。

22年度の火災保険への地震保険付帯率は、山陰両県平均27%です。暮らしを守るため、ご案内を強化していく所存です。

23年11月に東京海上ホールディングスが防災・減災に特化した東京海上レジリエンス株式会社を設立しました。

災害が発生した場合でも持続可能な社会の実現に向けて注力いたします。

―山陰でも健康経営の意識が高まってきました。

企業が従業員と家族の心身の健康を大切にし、働きやすい環境を整える「健康経営」は採用や人材定着の観点からも重要です。

当社では特に優れた法人を顕彰する「健康経営優良法人」の認定を継続的に支援しており、山陰では23年時点で100法人以上の認定取得を支援しました。

効果の検証に力を入れ、組織活性化や生産性向上につなげたいと考えております。

 

―脱炭素推進も積極的です。

東京海上ホールディングスは24年2月に脱炭素推進に関する準備会社を設立しました。

また、当支店では23年3月に松江市、松江商工会議所とカーボンニュートラルに関する連携協定を締結しています。事業者に対し、再生可能エネルギー導入の際に自然災害に遭うリスクの測定などを行っています。

外国人旅行者はカーボンニュートラルに関心が高いことも多く、山陰が観光地として選ばれるためにも全国に先駆けて取り組むことが大切だと考えております。
 

 

山陰支店は地元採用が女性が大半を占めており、女性社員が中心となっている会社で支社長は全員女性です。

毎年継続的に地元採用を行っており、性別・年齢などにかかわらず意欲溢れるメンバーが力を最大限発揮できる職場です。
 

 

江里口和雅=佐賀県小城(おぎ)市出身2024年より現職

入社して30年強になりますが、北は直近の青森から南は沖縄で営業を経験してきました。

趣味はゴルフと農業ですが、なかなか上達せず鋭意努力中です。

魅力溢れる山陰の素晴らしさを県内外に伝えていきます!



東京海上日動火災保険㈱HP