妻が亡くなったのは2011年、例の東日本大震災が甚大な被害を及ぼした年のことだ。人の弔いかたが大きく変わりつつある時期に当たっていたかと思う。葬儀をどう執り行おうかと考えて、大げさなやりかたは時代に合わない、と思ったことをよく覚えている。...
随想 弔いの形〈長谷川 宏〉出雲市平田町出身 日常から遠のく「死」
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