さんびる文化センタープラバホール(松江市西津田6丁目)のリニューアルを記念したコンサート「おめでとうプラバホール~みんなの音楽の日2024~」が14日、同ホールである。本番を控え、ホールを拠点とする合唱隊やオーケストラなど総勢200人が、ジャンルと世代を超えて心を一つに演奏しようと練習に励んでいる。
センターは1986年に開館し、耐震性強化や老朽化対策などで2022年度から大規模改修を実施。ホールは1日にリニューアルオープンした。
コンサートは、多くの市民に新ホールの響きを楽しんでもらおうと松江音楽協会が主催する。箏曲部や合唱隊、オーケストラに所属する5歳から80代までがステージに立つ。
先月の合同練習では、市コーラルソサエティと松江プラバ少年少女合唱隊が、山陰フィルハーモニー管弦楽団の伴奏で唱歌メドレー「ふるさとの四季」を演奏した。指揮者の松浦修さん=神戸女学院大大学院音楽研究科准教授=から、歌詞がはっきり聞こえるよう子音を意識し、ブレスをつなげて表情豊かに歌うよう指導を受けた。
松浦さんは「音がまとまってきている。日本の四季を感じながら楽しんで演奏できればいい」と話し、松江プラバ少年少女合唱隊で八雲中学校3年の石和田りんさん(14)は「オーケストラと一緒に合わせる機会は少ないので新鮮。みんなで力を一つにして、いい演奏にしたい」と意気込んだ。
午後2時開演。前売りは一般千円(当日1300円)、高校生以下500円(同700円)で、全席自由。問い合わせはプラバチケットコーナー、電話0852(27)6400。(小引久実)













