沿道には選手の家族や地元住民らが繰り出し、小旗を振りながら、ひた走る選手に声援を送った。
小旗は山陰中央新報社が約300本を用意し、発着点の松江市営陸上競技場や中継所で配布した。
出雲市斐川町荘原の第3中継所付近では、ラストスパートをかける選手やたすきを受けて走り出す選手をカメラなどで撮影し、小旗を持って「ファイト」「頑張れ」と声援を送る市民の姿が見られた。
4区を走った田中友樹さん(32)=ごうぎんクラブ=の父で、団体職員田中宜夫さん(60)=松江市鹿島町御津=は「最後まで頑張って走ってほしいという思いを込めた」と旗を強く振った。(黒沢悠太)