第25回全国高校選抜ラグビー大会で準優勝した石見智翠館高校ラグビー部員らが8日、江津市役所を訪れ、中村中市長に「次は優勝したい」と飛躍を誓った。
祝原久温主将(17)、FWリーダーの沼壱希さん(17)、BKリーダーの原田崇良さん(17)の3選手と、出村知也監督(35)らが準優勝カップを手に訪問。出村監督は「優勝チームとの差は痛感している。より走ってボールを動かすラグビーの完成形を目指したい」と決意を示した。
決勝で大阪桐蔭に52点差で敗れたことを踏まえ、祝原主将は「点差が開いてしまったのは悔しいが、決勝に進んだのは自信になった。厳しい練習を乗り越えて鍛えたい」と抱負を語った。中村市長は「市民が誇りに思う快挙。花園では全国制覇を目指してほしい」とエールを送った。(村上栄太郎)