島根県知夫村北側の古海集落と南側の仁夫集落をつなぐ「中牧(なかまき)ふるさと農道」が20日開通し、記念式典が仁夫地区であった。災害発生時の新たな避難路を確保したのに加え、アクセス向上で放牧する牛の管理が容易になり、基幹産業の畜産振興も期待される。

 農道は全長1・8キロ、全幅4メートル。古海集落から仁夫集落入り口付近の村道までを結ぶ。事業主体は県で、総事業費...