中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句、出力82万キロワット)の再稼働時期が4カ月遅れの12月にずれ込む見通しとなったことに対し、中電の中川賢剛社長は安全性の確保を大前提に準備を進めており、遅れはやむを得ないとの考えを示した。山陰両県の知事もスケジュールありきで再稼働を急ぐ必要はないと強調した。
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中川社長らは構内での死亡事故に加え、一部設備や機器で修繕や交換が発生したのを受け、予定していた8月の再稼働ができなくなったことを明らかにした。
工程の見通しが甘かったのではないかとの指摘に...