黄金色の魚を観賞する来館者=浜田市・江津市、しまね海洋館アクアス
黄金色の魚を観賞する来館者=浜田市・江津市、しまね海洋館アクアス

 ゴールデンウイークにちなみ、黄金色の魚を集めた恒例の企画展がしまね海洋館アクアス(浜田市・江津市)で開かれている。鮮やかな体色が目を引く6種類の魚が優雅に泳ぎ、見る人を楽しませている。6日まで。

 白と黄色のラインが引かれたニシキヤッコは、大きさ13センチほどで、水槽内で抜群の存在感がある。胸びれをひらひらと動かして泳ぐ姿が和ませる。

 ヘラルドコガネヤッコ(体長7センチ)や、コガネキュウセン(5センチ)は全身黄色で神秘的な見た目が特徴。白と金色の線が交互に入ったキンセンイシモチ(6センチ)や、白い体表に背中から尾びれに黄色の線が通るオウゴンニジギンポ(4センチ)も見応えがある。

 家族4人で訪れた出雲市立塩冶小学校6年の塩野莉央さん(11)は「どれもめちゃくちゃきれい。かわいい」と笑顔。魚類展示課の永松麻里さん(35)は「縁起の良さそうな魚を見て楽しいゴールデンウイークにしてほしい」と話した。

 午前9時~午後5時。会期中無休。

(宮廻裕樹)