海の生き物を探す子どもたち=松江市島根町野波
海の生き物を探す子どもたち=松江市島根町野波

 子どもたちが海で自然の魅力に触れるイベントが3日、松江市島根町野波の小波海水浴場であり、小学生たちが海の生き物探しや貝を使ったアクセサリー作りを楽しんだ。

 小波で自然体験を提供する「海の楽校」と、子ども向け科学実験教室を催す「SUN in SCIENCE」(松江市西川津町)の2団体が企画し、4年目となった。

 小波海水浴場は波が穏やかで、砂浜には無数の貝殻の破片が交ざっている。園児から小学校5年生の参加者14人は、水中眼鏡を使って海中を観察し、ヤドカリやウミウシを見つけたり、カサゴを釣ったりして、海の魅力を体感。砂浜で見つけた小さな貝殻を使ったアクセサリーづくりに挑戦する子もいた。

 松江暁の星幼稚園に通う武部然ちゃん(5)は「カニを手で捕まえられて楽しかった」と笑顔を見せた。

(井上雅子)