自民党安倍派裏金事件の公判が10日、東京地裁で始まった。大筋で起訴内容を認めて早期決着を図る被告側とともに、検察側も国民の関心とは裏腹に、事件の核心部には触れずに立証するとみられ、審理は淡々と進む「出来レース」の様相だ。国会では政治資金規正法の改正に向けた議論が進むが、...