白とピンク色が鮮やかなマチルダの花=出雲市斐川町神庭
白とピンク色が鮮やかなマチルダの花=出雲市斐川町神庭
「斐川バラのオープンガーデン」のマップのQRコード
「斐川バラのオープンガーデン」のマップのQRコード
白とピンク色が鮮やかなマチルダの花=出雲市斐川町神庭
「斐川バラのオープンガーデン」のマップのQRコード

 バラ栽培の愛好家がそろって各自の庭を一般開放する「斐川バラのオープンガーデン」が11日、出雲市斐川町内10カ所で始まり、島根県内外から訪れたファンが、見頃を迎えた色とりどりの花に見入っている。19日まで。

 愛好家でつくる実行委員会が、一体的にバラや庭の魅力を伝えようと毎年開いている。9回目の今年は個人宅8軒と1事業所、荘原コミュニティセンターで開放し、過去最多となった。

 このうち実行委員会代表の福島博さん(74)=出雲市斐川町神庭=は、洋風の庭で約200種300本のバラを栽培。地面に直接植える「地植え」や、接ぎ木して高い位置に花を咲かせる「スタンダード」と見せ方もさまざまに、深紅やピンク、白や黄色といった色鮮やかなバラで楽しませる。来場者がスマートフォンで撮影していた。

 初回から訪れているという出雲市渡橋町の多久和正さん(70)は「立体的な配置できれい。毎年癒やされている」と話した。

 開園時間は午前9時から午後5時まで。会場ごとに公開日が異なり、公開日以外には訪問しないよう呼びかけている。詳細はオープンガーデンのマップのQRコードから。

 (黒沢悠太)