鳥取県出身のアーティストによるコンサート「米子すごいジャズ」が4日、米子市角盤町2丁目の市公会堂であり、来場者467人が軽快なジャズの音に魅了された。
米子市音楽祭のファイナルコンサートとして、市と音楽祭実行委員会、市文化ホールが企画。ピアニストの松本茜さんやドラマーの横田誓哉さん、山田玲さん、ベース奏者の小栢伸五さん、トランペット奏者の長田明宏さんら全国で活躍する著名な演奏家が出演した。県内で活動するレインボー・ジャズ・オーケストラなども参加した。
第1部ではジャズ発祥の地である米国・ニューオーリンズ市で葬式の際に演奏される「セカンドライン」と呼ばれるビートの曲を中心に演奏。出演者が、松江市を中心に活動する松江ニューオーリンズブラスバンドと一緒に、CM曲として有名な「聖者の行進」を披露すると、来場者は手拍子を打ってメロディーを楽しんでいた。 (岩垣梨花)