山陰両県は26日、高気圧に覆われて各地で気温が上がり、米子では全国1位となる32・5度を記録した。両県29地点のうち13地点で今年最高を観測し、各地で6月中旬~8月上旬並みの暑さとなった。
松江、鳥取両地方気象台によると、各地の最高気温は、松江31・5度▽青谷(鳥取市)31・2度▽浜田31・1度―など。浜田は5月の観測史上最高を更新した。
全国で一番暑かった米子市などで開かれた「皆生・大山SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)」では、選手に水や補給食を支給するなど運営側が、熱中症対策に神経をとがらせた。実行委員会の担当者は「例年の大会よりも暑く感じた」と振り返り、参加者も暑さにまいった様子だった。
27日は前線や湿った空気の影響で断続的に雨が降る見込み。
(原暁、藤本みのり)