原発を動かす上で最も重要なのは「安全の担保」だ。中国電力が12月に島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働を予定する中、中電の取り組み、国と自治体のチェック体制が十分かどうかを検証する。

 

 3日午前、中電の中川賢剛社長が島根原子力館(松江市鹿島町佐陀本郷)の敷地内にある「誓いの鐘」を鳴らした。「原子力発電所の運営は地域の信頼があっ...