出雲署は6日、出雲市の50代女性が現金約127万円をだまし取られる交流サイト(SNS)型投資詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署よると女性は5月12日、SNSで「すきま時間で副業」と書かれた広告にアクセス。メッセージを介して「動画を見ながら画面を撮影し、画像を送れば報酬がもらえる」と仕事を紹介された。指示通り操作を続けると、女性の口座に数千円が振り込まれた。その後、投資を持ちかけられ、相手を信用して複数回振り込んだ。

 利益が出ているのをアプリで確認して出金しようとしたところ、エラーとなり、相手に「問題を処理する金を用意してください」と要求され、さらに振り込んだ。

 その後も、引き出しができないのを不審に思い、詐欺と気付いた。