観光庁は、富裕層の訪日客呼び込みを目指し、国が集中的に後押しするモデル地区として「鳥取・島根」など全国11エリアを初めて選んだ。昨年3月のことだ。鳥取・島根エリアは出雲大社(出雲市)や大山(鳥取県大山町)など神話をテーマにした観光資源を生かす考えで、新型コロナウイルス後のインバウンド(訪日客)拡大の可能性があると評価された...