今春以降、投手力と守備力を強化してきた。主戦の右腕岩本を中心とした堅実な守りから、試合の流れをつかむ。迫田主将は「全員野球で勝利をものにしたい」と意気込む。

 岩本は一昨年から県大会に出場し、経験は十分。最速約140キロの直球を低めに投げ込み、完投能力もある。左腕の川島、右横手投げの宮岡も成長し、投手陣の厚みが増した。守備も鍛え抜いた。二塁勝部、遊撃森山、中堅伊藤を中心に堅実な守りで投手陣をもり立てたい。

 打線は、昨秋以降の67試合で打率2割7分3厘。俊足の1番伊藤が出塁すれば面白い。2番川島は広角に打てるのが持ち味。森山、迫田、鹿田で組む中軸は長打力があり得点源だ。
 

 

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