第106回全国高校野球選手権島根大会は大社、開星、石見智翠館、飯南が4強に駒を進めた。特に私学の石見智翠館と開星は名選手を輩出し、島根の高校野球界を引っ張ってきた。両校がそろって4強入りするのは決勝で戦った2019年以来となる。石見智翠館と開星を中心に、4校の歴史や名選手を振り返る。

【イニング速報】高校野球島根大会 25日は準決勝2試合
 

◆名捕手・谷繁元信さん、軟投派左腕・木野下優さん(石見智翠館)  石見智翠館を語る上で欠かせないのが、校名が江の川時代の谷繁元信さんだ。後にプロ野球の横浜(現DeNA)...