木製おもちゃで遊ぶ親子の様子を見守るしちだ・教育研究所の七田真裕美副社長(左から3人目)ら=江津市江津町、市子育てサポートセンター
木製おもちゃで遊ぶ親子の様子を見守るしちだ・教育研究所の七田真裕美副社長(左から3人目)ら=江津市江津町、市子育てサポートセンター

 【江津】幼児教育事業などを展開する、しちだ・教育研究所(江津市嘉久志町)が22日、江津市江津町、市子育てサポートセンターに木製おもちゃ6種類(約4万円分相当)を贈った。

 同社は毎月、社員が絵本の読み聞かせでサポートセンターを訪問する。市の子育て支援の一助になればと、七田厚社長(61)が講演会時に販売した自社教材の収益金の全額を充てた。おもちゃは幼児向けで車輪付きの木琴、列車や犬の形をした車など。

 七田真裕美副社長(58)が市子育てサポートセンターで指定管理者のNPO法人ちゃいるどりーむに手渡した。手に取り早速遊ぶ親子もいた。七田副社長は「子どもは地域の宝。地元貢献の一環として続けたい」と話し、NPO法人の牛尾雅弘理事長(71)は「子どもが五感を使っておもちゃを楽しんで、親子の触れ合いの時間にしてほしい」と喜んだ。(村上栄太郎)