真剣な表情で工作に取り組む児童=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館
真剣な表情で工作に取り組む児童=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館

 松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館で23日、同町林の作家・栗原哲朗さん(73)の工作教室があり、小学生4人が段ボールなどを組み立ててトラックなどを作り工作を楽しんだ。

 夏休みの子どもたちに図画工作を楽しんでもらおうと企画した。児童は栗原さんに作り方を教えてもらいながら、真剣な表情で工作に取り組んだ。接着剤で段ボールを組み合わせて、トラックやヘリコプターを作り、アーチ状の置物を葉っぱの赤や黄色の木の実で色鮮やかに飾った。

 松江市玉湯町、義務教育学校玉湯学園4年、大野翼さん(9)は「カラフルに仕上げるのが楽しかった、玄関に飾りたい」と笑顔だった。

 同館では31日まで、栗原さんが子どもたちと製作した木を使ったウエルカムボードや昆虫の置物、段ボールで製作した汽車などの作品約120点を展示している。

 工作教室は27日まで、午前10時からと午後2時からの1日2回、開催する。問い合わせは栗原さん、電話090(7129)5050。(林李奈)