ボランティアの安来一中生と段ボール貯金箱を作る児童(左)=安来市上坂田町、赤江交流センター
ボランティアの安来一中生と段ボール貯金箱を作る児童(左)=安来市上坂田町、赤江交流センター

 【安来】安来市上坂田町、赤江交流センターで24日、子どもたちが段ボールの貯金箱作りに挑戦した。部品を組み立て、パンダや犬といった個性あふれる楽しい作品に仕上がった。

 赤江小学校の児童と支援ボランティアの安来第一中学校の生徒たち35人が参加した。段ボールでできた顔や胴体、足の部品をのりで貼り合わせ、折り紙やペンを使って思い思いに顔を描き、貯金箱を完成させた。

 赤江小6年の斎藤光(きらり)さん(11)は「段ボールであまり工作をすることはないので、みんなで楽しめる機会があって良かった」と笑顔だった。

 6年の細田湊心(そうしん)さん(12)は「顔を作るのが楽しかった。また参加したい」と話した。貯金箱作りは夏休みの子どもたちの居場所づくりにと、教職員OBでつくる「わくわく隊」が主催した。

 地元住民の実行委員会による子ども食堂も開かれ、夏野菜入りのカレーライスを〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)張り、夏休みのひとときを楽しんだ。(狩野樹理)