こんにちは。バンダイナムコ島根スサノオマジックの榎本です。前回から少し間が開きましたが今回が3回目のコラムとなります。前回のコラムでは昨シーズンの総括をさせて頂きましたので、第3回目の今回は、チームづくりについて書きたいと思います。
6月30日の谷口大智選手(34)の契約継続発表をもって新シーズンを闘う島根スサノオマジック(以下、スサマジ)の選手・コーチ・スタッフの陣容が固まりました。ファンの皆さまお一人お一人が色々と感じられ、一喜一憂された(されている)と思います。そして、新シーズンはどんなチームになるのか、どんな戦い方をするのかワクワク・ドキドキされていると思いますし、もちろん私もその一人です。

今回のテーマにした「チームをつくる」とは何なのか?正解がないですし、おそらく十人十色の価値観や考え方があると思いますが、私なりの想いを書きたいと思います。一つのシーズンだけを考えれば、ヘッドコーチの戦術、戦術を体現できる選手の能力、チームのバランス等々、バスケットボール自体の要素が中心で挙げればきりがないと思います。が、私が最も重要だと思うのは「我々はどこを目指すのか」だと思っています。
私はバスケットボールの素人なので、技術的なことは広瀬健太育成強化本部長にお任せですが(笑)、「どこを目指すのか」だけはブレることなく大事にしています。...