松江市役所で27日、松江の伝統文化や行事を多くの人たちに楽しんでもらう催し「EXPERIENCE MATSUE(エクスペリエンス マツエ)」があり、参加者は鼕(どう)やみこしを体験し、楽しんだ。
松江青年会議所が外国人や子どもたちなど多くの人に松江の伝統文化を知ってもらおうと、初めて開催した。
毎年7月24、25の両日にある天神さん夏祭りの子どもみこしを担ぐ体験や銭太鼓を曲に合わせてしゃんしゃんと音を鳴らす体験などがあった。
鼕をたたく体験では、笛の音色に合わせてたたくと、軽快な音が鳴って年代や出身国に関係なく松江の伝統的な祭りに触れ、笑顔が広がった。体験ブースのほかに、かき氷やキッチンカーが並び、多くの人が訪れ、祭りの雰囲気を楽しんだ。
みこしなどに挑戦した竹矢小6年の又川龍心さん(12)は「初めてやることばかりで楽しかった」と笑顔だった。(林李奈)