松江市矢田町、矢田体育館でこのほど、バレーボールの新リーグ「SVリーグ」の選手や監督が指導する教室があり、市内の小学生約60人がボールの扱い方やレシーブのこつを学なんだ。
松江バレーボール協会などがバレーボール普及や技術向上のため、毎年開催している。滋賀県の「東レアローズ滋賀」から越谷章監督、戸部真由香選手、古川愛梨選手が訪れ、指導した。
強打のレシーブの練習で、元日本代表の越谷監督は「スパイクを恐れずにしっかり面をつくる」とアドバイス。ボールの衝撃を抑えるこつを伝えた。
選手などが鋭いスパイクを打ち、強打のレシーブを華麗に上げると児童からは歓声が上がり、自分からアドバイスを求めたりするなど技術を吸収していった。
島根県代表として8月に全国大会に出場する津田小6年の野田瑠妃佳(るひか)さん(12)は「選手の指導や鋭いスパイクに刺激を受けた。大会でも頑張りたい」と話した。(林李奈)