「鳥取市観光物産展」がこのほど、広島市南区のゆめタウン広島であり、観光大使らが今年60回目を迎える夏の風物詩、鳥取しゃんしゃん祭り(13~15日)の開催や集客施設、特産品をアピールした。
会場では浴衣姿の「鳥取しゃんしゃん鈴の音大使」の田中あかりさん(24)が色鮮やかな和傘を手に傘踊りを披露。終了後は子どもたちと記念写真を撮り、祭りをPRした。
鳥取砂丘砂の美術館(鳥取市福部町湯山)のスタッフは、プロ野球広島カープのキャラクター・カープ坊やの砂像制作を実演。とうふちくわ、ラッキョウ、地酒といった名産品を販売し、鳥取県のキャラクター・トリピーも登場した。
物産展は、ゆめタウンを展開するイズミ(広島市東区)のグループ企業を含むJV(共同企業体)が砂の美術館の指定管理者を務める縁から、同館と鳥取市観光コンベンション協会が企画した。下沢武志館長は「鳥取への集客増、地元産品の販路拡大につなげたい」と期待した。
(錦織拓郎)