15日付のTSKさんいん中央テレビのテレビ欄。右端の文字を縦読みすると「大社がんばれ」のメッセージになっている
15日付のTSKさんいん中央テレビのテレビ欄。右端の文字を縦読みすると「大社がんばれ」のメッセージになっている

 山陰両県で発行される山陰中央新報など新聞各紙のテレビ欄に15日、TSKさんいん中央テレビ(松江市向島町)が縦読みで「大社がんばれ」とメッセージを載せた。同校が全国大会で107年ぶりの夏2勝を挙げただけに、TSKがXに投稿すると、2千を超える「いいね」がつく反響があった。

 夕方のニュース番組「TSK Live News イット!」の紹介で、横書きの各列の終わりの文字を縦読みするとメッセージが表れる仕掛け。

 野球好きという報道部チーフリーダー福村翔平さん(34)が「歴史的快挙を後押ししたい」と思い立った。2時間考えて制作したという。

 福村さんは、今後も縦読みの掲載を考えているといい「隠れたメッセージを楽しみにしてほしい」と話した。

 大社高校の活躍には、将棋界で活躍する同校卒業生の福間香奈女流五冠も「甲子園で校歌が2回も聞けるとはうれしいです」とXに投稿し、反響があった。

(森みずき)