ケンサキイカをさばく参加者=浜田市野原町、市総合福祉センター
ケンサキイカをさばく参加者=浜田市野原町、市総合福祉センター

 浜田市野原町の市総合福祉センターでこのほど、浜田港で水揚げされた魚介を使った親子料理教室があった。小学生と保護者約45人が魚のさばき方を学び調理を楽しんだ。

 浜田港の魚の消費拡大を目的に市水産業振興協会が企画した。浜田港に水揚げされたマアジとケンサキイカを使った料理を地元の料理講師に教わった。

 献立はマアジの竜田揚げ、イカの和風パスタ、骨せんべい。子どもたちは保護者に見守られる中で包丁を握り、真剣な表情で三枚おろしにしたり魚の頭を落としたりして、約2時間かけて料理を完成させた。会食会もあり、参加者は「アジの脂が乗っていておいしい」などと感想を言いながら地元の魚介に舌鼓を打った。

 国府小学校5年の森田咲恵さん(10)は「初めてさばいたけどうまくできた。料理もおいしい」と笑顔だった。

(中村成美)