今から24年前、2000年1月に広島市内であった中国電力の年頭記者会見。「10年後をめどに1号機か2号機で実施することになる」。高須司登社長(当時)が島根原発(松江市鹿島町片句)でのプルサーマル発電に言及した。

 使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを原発で再利用するプルサーマル発電。国は核燃料サイクル政策の一環として進める...