四季折々の風景を切り取った写真を紹介する篠田好人さん＝益田市常盤町、キヌヤ益田ショッピングセンター
益田市出身の写真愛好家・篠田好人さん（６８）＝松江市西川津町＝の作品展が、同市常盤町のキヌヤ益田ショッピングセンターで始まった。四季折々の風景を活写した２５点に、来場者が見入っている。１６日まで。入場無料。
篠田さんは１０年前から写真や山登りを始め、全国各地を巡りながら写真に収めてきた。構図やタイミングにこだわり、「今だ」と感じた時に連写をせずにシャッターを押すという。
地元の益田市内で撮影した海岸からの夕景、霜が降りる土手で顔をのぞかせるツクシなど四季の流れに沿って渾身（こんしん）の作品を展示。北海道の阿寒湖では朝もやで辺りが真っ白にかすむ幻想的な景色を切り取っている。
鑑賞した益田市中島町の大畑早苗さん（７２）は「色合いや場面が一枚一枚素晴らしい。何回でも見たい」と絶賛した。
午前１０時～午後６時。最終日は午後４時まで。
（藤本ちあき）
