1年生36人が24日、新聞作りの基本を学んだ。今後、社会科でアフリカの国について調べ、新聞にまとめる。

 新聞に慣れるため、最初に当日の紙面に目を通した。山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞き、幅広いニュースを網羅する新聞の特徴や歴史を記録する役割を理解した。

 見出し、リード、本文の役割や大事なことを先に書く「逆三角形」の記事スタイル、取材や記事執筆の際に必要な「5W1H」の要素も学んだ。実際に記事を読み、見出しを付ける作業にも挑戦。内容を的確に表して読者の目を引く言葉を考えた。

 石田明菜さん(12) 新聞は記事を何度もチェックし、たくさんの手をかけて読者に届いていると知って驚いた。丁寧に、読む人に分かりやすい新聞を作りたい。

 高木菜望(なみ)さん(13) 何げなく読んでいた新聞で、見出しや写真などにいろいろ工夫されていることが分かった。伝えたいことを分かりやすく伝える新聞を作りたい。