来春の選抜大会につながる第143回秋季中国地区高校野球大会の組み合わせが19日、決まった。機動力が持ち味で島根県秋季大会を62年ぶりに制した出雲商(島根1位)は1回戦で盈進(えいしん)(広島3位)と対戦する。

【イニング速報】高校野球中国地区秋季大会 1回戦 25日開幕

 犠打などの小技を効果的に絡める開星(島根2位)は下関国際(山口2位)と、投手陣に枚数がそろう矢上(島根3位)は高川学園(山口1位)とぶつかる。そつのない攻撃で得点を重ねる大田(島根4位)は1年生投手に力がある境(鳥取1位)と対戦する。

 切れ目のない打線と堅守に定評のある米子松蔭(鳥取2位)は創志学園(岡山3位)と、投手陣が充実する米子東(鳥取3位)は広島商(広島1位)と相まみえる。

 大会は25日から県立浜山公園野球場と松江市営野球場で開催される。25、26の両日に1回戦、27日に準々決勝、11月2日に準決勝、3日に決勝がある。

(小豆沢颯太)