昨年10月のイスラム組織ハマスによる奇襲後、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの攻撃で4万人以上が死亡、ヨルダン川西岸ではユダヤ人入植者らによるパレスチナ人への暴力が急増している。英エクセター大教授でイスラエル人歴史家のイラン・パペさんが、イスラエルが暴力をいとわない社会になった経緯などを語った。(聞き手・構成は共同通信ロンドン支局・伊東星華)

 イスラエルは、...