子どもたちにスポーツの楽しさを体験してもらおうと、出雲市上塩冶町、出雲工業高校でこのほど、ジュニアスポーツフェスがあった。部活動に所属する高校生が体験内容を企画し、園児や小学生など31人が楽しんだ。
高校生と触れ合いながら、スポーツに親しんでもらい、関わる高校生にも企画運営を体験してもらうことを目的に4年前から始めた。
野球やサッカー、柔道など6部の生徒が体験ブースを設けた。参加者1人に高校生が1人付き、ボールを投げたり蹴ったりした。柔道のブースでは、2人一組でお互いの靴下を取り合いながら、柔道の動きを体験した。
島根県立大や出雲医療看護専門学校の学生もブースを設けた。
参加した石田怜ちゃん(5)は「運動が好きで、野球が楽しかった」と笑顔だった。(片山皓平)