「出雲シクラメンフェア」が道の駅湯の川(出雲市斐川町学頭)で16日に始まるのを前に、展示準備が進んでいる。出雲市内の農家が栽培した約4千鉢を展示販売する。24日まで。
市内では斐川町を中心に11軒が栽培し、西日本有数の産地として知られる。
フェアでは地元の農家が育てたガーデニング用や室内観賞用の鉢植えを販売する。縁取りのある花びらと上品なフリルのビクトリア、花びらの縁に細かい切れ込みが入ったクリスピーノなど多彩な品種があり、赤やピンク、紫といった色とりどりの花が会場を埋め尽くす。
期間中の16日は出雲観光協会によるマルシェ、17日は地元企業による木工教室や木工品販売などもある。
道の駅湯の川の金築豊駅長(63)は「品質が高い出雲のシクラメンを楽しんでほしい」と話した。(佐藤一司)