最終盤を迎えた大河ドラマ「光る君へ」。11月17日放送の第44回「望月の夜」では、藤原道長が栄華を極めた中で詠んだとされる有名な「この世をば~」が登場した。

 今後の展開に注目が集まる中、源氏物語や紫式部を研究する東京大の高木和子教授が松江市内で講演し、千年も読み継がれてきた理由を解説した。時代を超えて人々を魅了した秘密、今後のドラマの展開の2回に分けて紹介する。

【下】研究者目線で見た「光る君へ」 紫式部の生涯...