浜田市三隅町井野地区の住民が「井野の言い伝えマップ」を作製した。荒らすとたたられるという墓や、缶コーヒーの生みの親として知られる三浦義武の生家跡など地元の面白さや魅力を伝えている。
井野地区は山あいにあり、人口は495人(2025年12月末)。来訪者から細い道が多く迷いやすいとの声があり、住民でつくるまちづくり推進委員会INOが簡潔に魅力を伝えるマップを作った。地区出身のイラストレーター・烏丸えみさんが絵を担当した。
マップでは缶コーヒー開発に取り組んだ三浦の生家や、ヒマワリの名所・野山嶽など84カ所を紹介した。
井村城と呼ばれた場所の近くに一人の姫の墓があり、荒らすと結婚できなくなるとの言い伝えや、野山嶽は神様の排便でできた「大ぐそ山」との異名があることなど七つの伝承を漫画に仕立てて伝えている。
マップは縦横2メートルの看板にして井野まちづくりセンターに設置した。マップと漫画を両面刷りしたA2判のポスターを地区内約300世帯に配布する。
マップは三隅町内のまちづくりセンターや市三隅支所でも見ることができる。同委員会事務局の若菜洋子さん(70)は「井野には面白いところが多い。地元の人にもあらためて良さを知ってほしい」と話した。
(宮廻裕樹)













