雇用されて働き、一定以上の収入がある高齢者の厚生年金の支給を減額する「在職老齢年金制度」について、厚生労働省は見直す検討に入った。

 制度は、賃金と厚生年金(基礎年金を除く)の合計額が月50万円を上回ると、超過額の2分の1に当たる年金を支給カットする仕組みだ。現...