緊張しながら商談に臨む松江商業商業研究部の生徒(左から3人)=松江市東出雲町錦浜、中浦食品
緊張しながら商談に臨む松江商業商業研究部の生徒(左から3人)=松江市東出雲町錦浜、中浦食品

 松江商業高校(松江市浜乃木8丁目)の商業研究部が「高校生がおススメするご飯のお供セット」と銘打ち、市内のメーカー製の佃煮(つくだに)や塩辛など食品3品のセット販売を始める。企業と連携した商品開発や販売実習といった例年の活動が新型コロナウイルス禍でできない中、地元産品の販売促進に一役買おうと企画した。8月中のネット販売開始を予定する。

 3品は「しじみの佃煮 かにみそ入り」(中浦食品)、「鯖(さば)しおから」(マルコウ)、トビウオのすり身にゴマで味付けした「あごごま」(SOL JAPAN)。自分たちの弁当に合うものを、と「ご飯のお供」に着目。候補の12品から部員6人が試食を重ね、選んだ。

 鯖しおからを推す部員の玉木紅葉さん(16)は「サバの身がご飯と絡み、塩辛の味がしみ出ておいしい」と話す。

 商業研究部は例年、12月恒例の大型販売実習「松商だんだんフェスタ」のほか、高速道路サービスエリアでの販売実習や企業と組んでの商品開発といった活動に取り組む。新型コロナの影響で代わりの活動を探す中、山陰中央新報セールスセンター(松江市嫁島町)が高校生商品の企画販売をしていると知り、相談したところ今回の企画に結びついた。セット商品はセールスセンターのECサイトで売り出す。価格は未定。

 19日は、しじみの佃煮を製造する中浦食品松江営業・松江工場(松江市東出雲町錦浜)を訪れ、企画を提案した。宇佐美仁志統括部長は「コロナ禍で家での食事が増える中、ご飯のお供に着目したのはいいところを突いている」と協力を決めた。

 今後、残り2社に協力を要望する。部員の森山功貴さん(16)は「買ってくれた人がリピーターになってほしい」と期待する。 (片山皓平)