島根県警は10日、県東部在住の50代女性が、現金約1498万円をだまし取られる交流サイト(SNS)型投資詐欺被害に遭ったと発表した。
県警生活安全企画課によると8月3日、女性のもとにX(旧ツイッター)で「アイリーン」を名乗るアカウントからダイレクトメッセージが届き、LINE(ライン)でやりとりを始めた。
アイリーンは海外の金融機関で働く暗号資産の専門家をかたり、女性に「LMG(暗号資産の単位)に投資すればもうかる。日本では取引できないため、専用の取引所に登録する必要がある」と勧めた。
女性はさらに別の二つの取引所に登録。購入した暗号資産を最初の取引所に送金するよう指示され、8月7日から12日までの間、計7回にわたり暗号資産を購入して送金した。
送金後、さらに1億円分購入するよう勧められ、不審に思った女性が公的機関に相談した。