地下のマグマだまりの真上にある高温高圧の水をくみ上げ、その蒸気でタービンを回して電気をつくる「超臨界地熱発電」の実用化に向けた調査が国内4カ所で進められている。従来の地熱発電と比べ、少なくとも数倍の発電量が得られる可能性があり、国は有望な脱炭素化技術の一つに位置づける。今後、候補地を1カ所に絞り込んで井戸を掘削。...