電動糸のこ盤を使って完成した蛇を手にする参加者=出雲市今市町、出雲科学館
電動糸のこ盤を使って完成した蛇を手にする参加者=出雲市今市町、出雲科学館

 出雲市今市町の出雲科学館で、干支(えと)の置物作り教室が開かれ、24日は小学生や家族連れなど13人が参加して、木材を使い親子の蛇を作った。

 教室では同館スタッフがオリジナルの図案を基に電動糸のこ盤を使って指導する。参加者は厚さ15ミリのヒノキの板を材料に制作した。「自分の方に刃が向くように」「押しながら材料をゆっくり回して」など電動糸のこ盤の使い方を教わりながら、1枚の板から大小2匹の蛇を切り出した。

 同館では毎年、干支の置物を木工で作る教室を開いていて、7回目。

 荘原小学校6年の清水律香さん(12)は毎回参加していて「曲線を切るのが難しかったが上手にできた。玄関に飾りたい」と話した。

 教室は27日まで、毎日午前10時半、午後1時半、午後3時半の3回ある。定員は各回先着16人。小学3年生以下は1人につき保護者1人の同伴が必要。参加無料。(佐藤一司)