米子市角盤町1丁目、JU米子高島屋で2025年の干支(えと)「巳(み)」の飾り物など正月を彩る作品を集めた展示即売会「山陰いいもの紀行~縁起物特集~」が開かれている。25日まで。
米子市と鳥取県智頭町の5工房が出展した。米子市の「陶工房Ashwork(アッシュワーク)」は、縁起が良いとされる白ヘビや舌を出したヘビの置物、箸置きなどを並べる。ヘビの模様にはタマネギネットを使い、本物そっくりに仕上がっていて、来場者が見入っていた。智頭町の「會州堂」は「合格」にかけた五角の漆塗りの箸を並べる。
企画したギャラリーEN(えん)の一圓(いちえん)早苗さん(57)は「職人が愛情を込めた作品がそろっている。好みのものを見つけてもらい、良い正月を迎えてほしい」と呼びかけた。最終日は午後4時まで。
(藤本みのり)